ハーバード大学長が謝罪 反ユダヤ主義への対応の発言
【ワシントン共同】米ハーバード大のゲイ学長は8日までに、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、学内で広がる反ユダヤ主義への対応に関する自身の発言が不適切だったとして謝罪した。学生新聞の取材に「申し訳なく思う。後悔以外の感情はない」と語った。 ゲイ氏は5日、下院教育労働委員会の公聴会に出席。共和党の有力者ステファニク議員に、ユダヤ人大量虐殺を呼びかけることが学内のハラスメント防止規則に違反するかどうか問われた。「文脈によってはそうなることもある」と回答した。 ステファニク氏は「文脈によるのではない。答えはイエスだ。あなたは辞職すべきだ」と非難した。