【インド】3~5月の最高気温、平年を上回る見通し
インド気象局(IMD)が1日に発表した今年の暑季(3~5月)の気温予測によると、全国の大部分で最高気温が平年を上回る可能性が高い。北東部や中部、南部の一部地域は最高気温が平年並みか、平年を下回る可能性が高い。 3月は、南部、中西部、北東部のほとんどの地域で月間の最高気温が平年を上回る見通し。一方、北西部(ハリヤナ州やデリー、パンジャブ州、ウッタルプラデシュ州)は平年並み。東部(ジャルカンド州、ビハール州、西ベンガル州)と中東部(チャティスガル州やオディシャ=オリッサ=州、マディヤプラデシュ州東部)は平年を下回る可能性が高い。 3月の最低気温は、全国のほとんどの地域で平年を上回る見通し。 3~5月に熱波が襲う日数は、北東部、ヒマラヤ西部(ウッタラカンド州、ヒマッチャルプラデシュ州、連邦直轄地ジャム・カシミール)などを除くほとんどの地域で平年を上回る可能性がある。3月は西部マハラシュトラ州や東部オリッサ州の一部地域などで熱波が襲う日数が平年より多くなると予測した。 3月の降水量は、全国平均で平年を上回る可能性が高く、長期平均(LPA)の117%になると予測した。