「ぎょろっけ」トッピングした「津久見ちゃんぽん」提供スタート 市内5店舗で限定メニュー「新しい名物に」
大分県津久見市に新たな名物グルメを生み出そうと、市内5店舗で限定メニュー「津久見ちゃんぽん」の提供が始まった。各店オリジナルのスープに、同市のソウルフード「太田のぎょろっけ」をトッピングするのが特徴。食べ比べを楽しんでもらい、まちのにぎわいづくりにつなげる。26日まで。 太田のぎょろっけは、新鮮な魚のすり身に野菜をたっぷり加えて作るコロッケ。そのまま食べることが多いが、地元では残り物を煮付けにして食べる文化があり、スープやだしのうまみを吸わせることで違った食感が楽しめるという。 市内中央町のダイニングバー「1973」は、看板商品「豚軟骨の塩煮」をベースにしたみそちゃんぽん(税込み千円)を用意した。みそ4種をブレンドして作ったうま辛スープが売りで、「新しい名物料理として広まってくれたらうれしい」と坂爪二郎代表。
このほか、▽レストラン八日(中央町)▽焼肉三田井(同)▽亀吉(高洲町)▽すいかじ(同)―の各店舗で、こだわりの一杯を提供する。 発起人で焼肉三田井の三田井大輔実行委員長は「そのままでもおいしいが、スープでヒタヒタにしたぎょろっけもぜひ味わってもらいたい。いずれは規模を拡大し、食観光キャンペーンの一つとして地元をPRしていけたら」と話した。 メニューの詳細や営業時間などの問い合わせは各店舗のインスタグラムまで。