音や光でカラス撃退 砺波・出町地区(富山)、住民ら一斉行動
富山県砺波市の出町自治振興会(堀田隆会長)は、ふんや悪臭などの被害をもたらしているカラスを追い払うため、住民による一斉行動を行った。カラスが嫌がる音や光を出し、群れを追いやった。 出町地区では2014年にカラスのふんなどの被害が深刻になり、自治振興会に対策委員会を設置。15年から一斉行動を始め、カラスの数が減る効果があった。 しかし、再びカラスが増えてきたため、20年度に一斉行動を再開した。今年は9、10月に計4回行う。 今月5日の一斉行動は地区の31町内で午後5時半から実施。住民が竹棒を地面に引きずって音を出したり、群れになって飛ぶカラスに向かって懐中電灯の光を当てたりして追い払った。