新型コロナウイルスの影響も? 大阪・御堂筋線21日の「終電延長実証実験」を中止
Osaka Metro(大阪メトロ)は20日、御堂筋線で21日行う予定だった終電延長の実証実験を中止すると発表した。 【ノーカット】イベント自粛についての見解は 厚労省が会見(2020年2月20日)
2月以降の御堂筋線の深夜帯の利用客数が顕著に減少
同社や国土交通省の発表によると、この実験は御堂筋線の終電時刻を概ね2時間延長し、沿線エリアでの夜間の消費動向や人口流動、交通需要に与える影響を調査するもの。 しかし「2月以降の御堂筋線の深夜帯の利用客数が顕著に減少」と発表しており、新型コロナウイルスの感染拡大による影響もあるとみられる。
20日夜には、同社の公式サイトなどで「終電延長実験」の中止を周知している。ツイッターなどのSNSでも「これは仕方ない」「観光客も減っているし」といった投稿が多くみられた。 また、駅のデジタルサイネージの周知をみて「新型コロナウイルスってこういうところにも影響してるな」と話す会社員らの姿もあった。