「ばかたれ」「ぶっとばすぞ」などと受刑者に“暴言” 刑務官7人を懲戒処分や厳重注意の措置、うち1人を私印不正使用の疑いで書類送検 名古屋刑務所
中京テレビNEWS
おととし、名古屋刑務所で男性受刑者に対し「ぶっとばすぞ」と暴言を吐いたなどとして、刑務官7人が、6日付けで、処分を受けました。 名古屋矯正管区などによりますと、愛知県みよし市の名古屋刑務所では、おととし1月から2月までの間、男性刑務官7人が当時71歳の受刑者に対し、「ばかたれ」「ぶっとばすぞ」などの暴言を吐くなどの行為があったことがわかりました。 また、意思疎通が困難な男性に説明を行うことなく、指にインクを付け、日課表の所定欄に押させたなどの行為をしていたということです。 名古屋刑務所は、6日付で、刑務官7人に懲戒処分や厳重注意を行い、うち1人を私印不正使用の疑いで書類送検しました。 受刑者の男性は、おととし3月に心筋梗塞で刑務所内で亡くなっていて、男性の遺族は適切な医療を受けさせなかったとして、東京地裁に提訴しています。