動画:中国チワン族の伝統織物「荘錦」の復活劇
(c)CNS/JCM/AFPBB News
【CNS】中国・南西部の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)靖西市(Jingxi)の荘錦工場は1950年代に設立され、70年近くの歳月を経て、現在は製品開発、教育旅行、技術訓練を統合した企業に発展し、チワン族の伝統的な織物である「荘錦」と刺繍(ししゅう)の技術継承を担っている。同社が生産する「荘錦」シリーズは市場で好評を博し、海外でも人気だ。 中国では1990年代に紡織産業が急速に発展し、荘錦の用途は徐々に狭まり、需要が激減し、荘錦工場は存続困難な危機に直面した。 しかし、2005年に荘錦織り技術の国家的継承者であり、荘錦工場の所長である李村霊(Li Cunling)氏の指導によって、荘錦と刺繍の伝統をベースにした新しい荘錦のデザインが誕生した。荘錦のチャイナドレスや荘錦のスカーフなど特色ある製品が次々に生産され、伝統の世界に新たな活力をもたらしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。