JR総武線で運転士が居眠り、駅7m手前で停車 「暖房で眠くなり」
20日午後5時40分ごろ、東京都千代田区のJR市ケ谷駅で総武線上り列車(10両)が停止位置の約7メートル手前で停車した。JR東日本首都圏本部によると、列車を運転していた30代の運転士は「乗務員室の暖房で温かくなってしまい、一時的に眠くなった」と話しているという。乗客約500人にけがはなかった。 本部によると、運転士は20日午後3時に出勤。午後5時10分ごろ、JR三鷹発千葉行きの列車に乗車した。乗車前に飲酒の有無と健康状態の検査を受けたが、問題はなかった。前夜は午前2時に就寝し、睡眠時間は7時間程度だったという。【大野友嘉子】