国民民主がかかげた“103万円の壁”引き上げ 田崎史郎氏「130~140万円くらいに」
4日放送のTBS「ひるおび」では、衆院選で国民民主党がかかげた「103万円の壁」を取り上げた。 国民民主党は「若者の手取りを増やす」「103万円の壁を引き上げる」という政索を全面にかかげ、若者を中心に支持を集め、大躍進を遂げた。 現在注目されているのが、学生アルバイトで問題となっているのが「103万円の壁」だ。学生は年収103万円までは、親の扶養控除の対象となるが、103万円を超えると対象外となり、実質的な親の収入減となる。そのため、アルバイトの労働時間などを制限する必要があり、結果的に人手不足となっている。国民民主党の玉木雄一郎代表はこの壁を「最大で178万円まで引き上げる」としていた。 では、実際とうなるのか。自公政権が衆院選で過半数割れしたため「これは議論せざるを得なくなった」と政治ジャーナリストの田崎史郎氏は見ている。ただ、田崎氏が関係者から聞いたという話では「178万円は難しい。実際は間を取って、130~140万円程度になると思う」としている。国としては「税収が減る」という懸念があるため、そこまで思い切った引き上げはできないという見解だが、果たして…。
東スポWEB