EXILE杯で全国4位 三重・松阪の山室山FCが初出場で フットサル
小4～6年対象、LDH JAPANが社会貢献で開催
㈱LDH JAPAN主催の小学4～6年生を対象にしたフットサルの全国大会「EXILE CUP2024」決勝大会がこのほど、愛媛県今治市のアシックス里山スタジアムであり、三重県松阪市の山室山FC（藤川公造監督、西村隼人副監督）が初出場で4位入賞を果たした。 大会は、㈱LDH JAPANが社会貢献活動の一環で2010（平成22）年から開催している。決勝大会には、北海道から九州までの9地区10会場（九州は2会場）での予選大会を勝ち抜いた10チームが出場した。 山室山は、全員6年生の寺下旺志郎主将（伊勢市立明野）、松岡奏良副主将（中川）、綾絆人君（港）、脇啓翔君（米ノ庄）、小濱奏羽君（天白）、鈴木湊斗君（同）、世古口徠希君（鵲）、船木陽向君（豊地）、小林我空君（同）、平山健輔君（射和）の10人が出場。8月に岐阜県であった東海大会で、三重、愛知、岐阜、静岡の東海4県から52チームが出場する中、決勝で美濃加茂コヴィーダ（岐阜県）を4─0で破り優勝し、決勝大会への出場を決めた。 決勝大会は、5チームずつ2グループに分かれた予選リーグと各リーグ上位2チームによるトーナメント戦を実施。山室山は予選リーグを3勝1分けで1位通過し、決勝トーナメントに進んだ。 篠ノ井ジュニアサッカークラブ（長野県）との準決勝では、前半から一方的に攻める山室山だったが1点を先制され、後半、綾君が1点を決め振り出しに戻した。しかし終了間際に勝ち越しを許して1─2で惜敗。続く3位決定戦ではF.Sオーガ（千葉県）に0─1とあと一歩及ばず4位入賞を果たした。 山本拓哉代表は「子供たちにとって良い経験になったと思う。この経験を生かし今年度の（サッカーの）全日本選手権大会（12月）に向けてチーム一丸となって頑張りたい」と話した。
