【MLB】グレイの好投でカージナルス2連勝 ヌートバーが決勝の犠牲フライ プレーオフ進出に望みをつなぐ
【レッズ1-6カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間9月13日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムでのレッズ3連戦の最終戦を迎え、6対1で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えて貯金2とし、逆転でのプレーオフ進出に向けてわずかな望みをつないだ。カージナルス先発のソニー・グレイは5回までパーフェクトに抑えるなど、6回2安打1失点の好投で13勝目(9敗)をマーク。3番手のジョジョ・ロメロが今季初セーブを挙げ、レッズ2番手のカーソン・スパイアーズは2回2/3を7安打5失点(自責点4)と打ち込まれて6敗目(5勝)を喫した。 【動画】カージナルスのラーズ・ヌートバーが勝ち越しの犠牲フライを放つ 先発のグレイが立ち上がりから快調なピッチングを見せるなか、カージナルスは3回裏二死からメイソン・ウィンの13号ソロで先制。グレイは5回までパーフェクトに抑えていたが、6回表にピンチを招き、ジョナサン・インディアに同点タイムリーを浴びた。しかし、カージナルスは直後の6回裏に一死満塁のチャンスを作り、ラーズ・ヌートバーの犠飛で勝ち越しに成功。7回裏に代打ブレンダン・ドノバンの12号2ランで2点、8回裏にも新人トーマス・サジェシーのタイムリーなどで2点を追加し、6対1で勝利した。 3連戦の初戦を落として勝率5割に逆戻りとなったカージナルスだが、2戦目と3戦目に勝利。3連戦の勝ち越しを決めるとともに、貯金を2とした。地区首位のブリュワーズと9.5ゲーム差、ワイルドカード3位のメッツと6ゲーム差でプレーオフ進出が極めて厳しい状況であることに変わりはないが、2021年9月には球団新記録の17連勝で大逆転のワイルドカード獲得を実現した実績もある。レギュラーシーズンは残り16試合。可能性が完全に消えるまで、プレーオフ進出を信じて戦い続ける。