物価高騰や賃上げが収益を圧迫 三重の有効求人倍率は1.13倍 3カ月ぶりに前月下回る
新規求人数は1657人減り2カ月連続で減少(三重テレビ放送)
9月の三重県内の有効求人倍率は1.13倍と3カ月ぶりに前の月を下回りました。 三重労働局によりますと、9月における県内の有効求人倍率は前の月を0.03ポイント下回る1.13倍となり、3カ月ぶりに前の月を下回りました。 また、全国の平均倍率1.24倍を0.11ポイント下回りました。 新規求人数は9701人で前年の同月より1657人減り、2カ月連続で減少しました。 三重労働局によりますと、特に宿泊業やサービス業では物価の高騰や賃上げが企業の収益を圧迫し、人手不足が続くものの雇用に余裕がない事業者が多いとみています。 県内の雇用情勢について三重労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きには足踏みが見られ改善の動きに弱さがみられる」としています。