【プレビュー】連発狙う伊藤涼太郎、シント=トロイデンは開幕以来の連勝なるか | ベルギーリーグ
2023-24シーズンのベルギーリーグ第28節が日本時間3月2日から3月4日にかけて開催される。 ■スタンダール・リエージュvsヘント 11位で連敗中のスタンダール・リエージュが7位ヘントと対戦する。連敗中ではあるものの、川辺駿は2試合連続でコーナーキックからアシスト。今季の成績を6ゴール・4アシストとし、チームの中心選手としての地位を築いている。 対するヘントは前半戦こそ首位に立つ期間があったものの、2月には3連敗を喫するなど7位にまで順位を下げた。また、アジアカップから復帰以降もフル稼働を続けてきた日本代表DF渡辺剛だが、前節は打撲のために欠場。渡辺がいなかった4試合では2分け2敗と結果を残せていないだけに、間に合わせたいところだ。 ■ヘンクvsクルブ・ブルッヘ 連勝中のヘンク。5位セルクル・ブルッヘとは同勝ち点、4位アントワープとは2ポイント差で上との差が詰まってきている。 一方のクルブ・ブルッヘはここ5試合で1勝のみ。昨年11月から1月にかけて無敗街道を歩んできただけに失速の色は隠せない。前節は2位アンデルレヒトを相手に先制点を奪いながら、終盤の失点で1-2と手痛い逆転負けを喫した。上との差は広がり、現実的な目標はプレーオフ1圏内。これ以上勝ち点は落とせないところだ。 ■アントワープvsシント=トロイデン 昨季王者のアントワープは現在4位。ここ2試合で勝利がなく、プレーオフ1圏内を死守する上で負けられない戦いが続く。 一方のシント=トロイデンも不安定な戦いが続き、現在は9位。それでも、伊藤涼太郎が調子を上げ始めているのがプラス材料。それでも、今季は4ゴールにとどまっており、本人も「まだまだ足りない」と認めている。今季初の2試合連発を目指し、チームを開幕以来の連勝に導きたいところだ。
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