鋭い嗅覚で不正薬物の密輸を防ぐ 空港で働く麻薬探知犬の健康診断 成田市
チバテレ(千葉テレビ放送)
日夜、空港で不正薬物などの密輸を防いでいる麻薬探知犬の健康診断が11月11日、千葉県成田市で行われました。 落ち着いて診察を受ける犬がいる一方、診察台に乗るのを怖がる犬も…。 麻薬探知犬の健康診断は、年に2回行われていて、この日はラブラドールとシェパード、あわせて8頭の診察が行われました。 診察では、獣医師が犬の胴体や足を触り、異常がないかを確認したうえで、血液を採取。 最初は落ち着いた様子の犬も、感染症予防のための点鼻薬を注入しようとすると嫌がるそぶりを見せたため、ハンドラーたちが懸命に犬を落ち着かせていました。 全国の空港では現在、約130頭の探知犬が活躍していて、犬の健康管理を担当するハンドラーの井筒実さんは、「犬も健康でないと良い仕事ができないと思う。犬たちには引き続き元気に活躍してもらいたい」などと話していました。 診察を担当した 渡辺言之 獣医師 「人間のために仕事している子たちなので、ある程度協力をして能力が発揮できるようになればいい」
チバテレ(千葉テレビ放送)