<かんさいの紅葉>大阪・箕面大滝と紅葉の競演 周囲の山々も色鮮やかに
<かんさいの紅葉>大阪・箕面大滝と紅葉の競演 周囲の山々も色鮮やかに
26日の近畿地方は、寒気や湿った空気の影響で曇っていたが、時折晴れ間も見え、大阪府箕面市の観光名所「箕面大滝」では紅葉が見ごろを迎えており、平日にもかかわらず多くの観光客でにぎわいを見せていた。 【中継録画】記事配信後に大阪・箕面大滝や滝道を歩く
高さ約33メートル、幅約5メートルの箕面大滝
箕面大滝は、高さ約33メートル、幅約5メートルの大きさで、963ヘクタールに及ぶ「明治の森国定公園」内のメインスポットとなっており、日本の滝百選に選定されている観光名所だ。 大阪管区気象台によると、同日午後1時現在の大阪市の最高気温は15度と前日の最高気温より3度低くなっており、紅葉狩りに来た観光客からは「寒くなったから一気に色づいたかもしれへんね」という声も多く聞かれた。 また、最寄り駅となる箕面駅から箕面大滝までの約3キロの滝道を囲む山の木々も赤や黄色に染まっており、沿道の川の水面にも染まった色が映るなどし、観光客らは足を止めカメラのシャッターを切っていた。
観光客「滝のマイナスイオンも浴びて元気」
大阪市淀川区から来たという女性(70)は「きょうは曇りやけど、そろそろ紅葉も見ごろと思って来ました。色づきもいいけど、まだ少し緑色も残っていたので、いちばんいい風景を見られたかなと思います。滝のマイナスイオンも浴びて、元気が出ます」と笑顔で話していた。
同気象台によると、あす27日の近畿地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、南部を中心に断続的に雨が降る予報となっている。