【山口】「現代の名工」に松岡祝久さん 鉄道車両製造で評価
山口朝日放送
卓越した技能者を国が表彰する「現代の名工」に、 山口県下松市で鉄道車両の製造に携わってきた男性が選ばれました。 「現代の名工」に選ばれたのは、下松市の日立製作所笠戸事業所で30年以上、 新幹線などの鉄道車両の製造に携わる、松岡祝久(のりひさ)さんです。 松岡さんは、鉄道の車体につかわれるアルミニウムを加工する際に使用する、 治具(じぐ)といわれる補助装置を新たに開発し、 部品の生産効率を大幅に高めたことなどが評価されました。 =現代の名工 松岡祝久さん= 「後輩に(技術を)伝えていくことと、こういった賞をもらえるように、 どんどん人材育成していくことを心がけています。」 日立製作所笠戸事業所から「現代の名工」が選ばれるのは5年ぶりで、 松岡さんで17人目となります。