新和工業、破産手続き開始決定 鈴鹿の管工事会社 帝国データバンク 三重
帝国データバンク四日市支店は4日、管工事会社の新和工業(三重県鈴鹿市長太栄町)が津地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は先月27日付。負債は約6千万円の見込み。 支店によると、同社は昭和45年に創業。プラント工事会社の下請けとして配管やタンクなどの工事を手がけ、平成29年12月期には約1億5千万円の年売上高を計上していた。 一方、コロナ禍で大型プラントの改修が先送りになるなどし、受注が減少。令和2年12月期の年売上高は約1億2500万円に落ち込んだ。昨年4月の株主総会で解散を決議していた。