21世紀枠県推薦 香川高専高松キャンパス 「強豪に負けぬ体作る」 表彰式で抱負 /香川
2021年春に開催される第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の21世紀枠の県推薦校に選ばれた香川高専高松キャンパス(高松市勅使町)で3日、伝達表彰式があった。県高野連の鏡原寿吉会長は「冬場の地道な練習で、肉体的にも精神的にも成長した姿が見られることを楽しみにしている」と激励した。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 野球部員は1、2年生合わせて19人。秋の県大会ではベスト8に進出した。実習が中心の授業と部活を両立させ、小学生への野球教室も継続的に開催するなど地域貢献に力を注いでいることなどが評価された。 三谷琢朗主将(2年)は「野球だけでなく、日常生活でもあいさつやゴミ拾いを率先し、他人の手本となるように心がけていく」と話し、吉澤恒星監督は「強豪校の投手の球に打ち負けない体作りに励みたい」と意気込みを語った。 今後、四国地区高野連が各県の推薦校4校から1校を選び、日本高野連が全国9地区の候補校を発表。21年1月29日に予定されている選考委員会で、選抜に出場する3校が選ばれる。【川原聖史】