この冬一番の寒波が日本列島に流れ込み、10日にかけて大雪や猛吹雪に警戒が必要です。気象予報士・佐藤さんの解説です。 　（佐藤圭一気象予報士報告） 　強烈な寒波は今ピークを迎えていて、10日にかけて交通への影響がさらに大きくなる恐れがあります。 　すでに日本海側は冬の嵐となり、この時間、北海道、山口、福岡、佐賀、長崎に暴風雪警報が発表されています。 　北海道から北陸の各地で今シーズン最大の積雪となっているほか、東海や西日本では、この冬初めて雪が積もった所もありました。 　10日にかけても大雪は続き、車の立往生や交通機関の運休がさらに広がる可能性があります。 　いつどこで雪が強まるのか、詳しい予想を見ていきます。 　雪と雨の予想を正午から動かしていきます。 　9日、日中は特に東北の日本海側、夕方以降は北陸付近に発達した雪雲が流れ込む見込みです。 　短時間で積雪が急増して、状況が一変する恐れがあります。 　夜には普段、雪が降らない東海から九州の太平洋側でも積雪となってきそうです。 　寒波のピークは10日にかけて続き、10日の朝は中国地方でもドカ雪となる可能性があります。 　日本海側は風も強まり、瞬間的に30メートル以上の暴風も予想されています。 　猛吹雪にも警戒してください。