イエローカードを受けたU―23日本・大岩剛監督 選手を鼓舞する狙いも「僕のミステイク 不必要な…」と猛省
◆サッカー男子パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯 ▽準々決勝=延長戦15分ハーフ= 日本4―2カタール(25日・ドーハ) 1次リーグを2位通過した日本は、準々決勝で開催国のカタールと対戦し、延長戦までもつれる120分の死闘を制して8大会連続の五輪出場に王手をかけた。負ければ32年ぶりに五輪出場を逃す重要な一戦。日本の大岩剛監督も興奮したのか、延長後半10分、イエローカードを受けた。 試合後、この件について同監督は言及。「申し訳ないです。あれは。反省してます本当に」と自身の行いを猛省。「ジャッチメントを選手には注意しろという癖に自分がああいうことして、すごく反省している。あとはパフォーマンス的なことはあるので、選手に謝罪しながら次に生かします」と警告を受けた瞬間を振り返りつつも、狙いもあったことを明かした。 それでも「致し方ない」とはせず「致し方なくはないと思います。9割5分、9割8分くらいは僕のミステイクなので、しっかり謝罪はする」と“失態”を素直に認めた。その上で「ただあれくらい監督として試合に入る、選手と戦っているというところはまぁ0・1くらいはあってもいいんじゃないかなと。選手の気持ちを奮い立たせるために。でも不必要なイエローカードでした」と語った。 試合を中継したNHKの解説を務めた元日本代表の福西崇史氏は「(ベンチから前に)出過ぎたのかな?」とコメント。ネット上では「誰も大岩監督のイエローの理由わからない説」「次の試合でイエローカードもらってその次の試合を累積2枚で出場停止にならないよう気をつけよう」と話題になっていた。
報知新聞社