「収入さえ増えれば貯金も増えるのに」それって本当?年金月5万円・73歳の紫苑が考える<お金が貯まる人>の特徴とは
◆お金が貯まる人 20万円の収入があれば、たとえば家賃8万円の賃貸マンションに住む。 15万円の人は6万円の部屋を選ぶかもしれませんが、その一方で、20万の人は10万円の部屋を、15万円の人は8万円の部屋を見て、このくらいの広さ、便利さだといいなと感じ、ちょっとぐらい無理しても……と思う人が多いようです。 逆に、1万円でも安い部屋に越せばその分余裕が持てるのに、それを実行する人は滅多にいません。 実は、これを気軽に実行できる人こそ、お金が貯まる人です。 月収15万円の人が10万円しかもらっていないと初期設定し、その範囲内で暮らせば、毎月5万円もの余裕が生まれるわけです。
◆一種の創造 収入より支出を少なくすれば、当然赤字は出ません。 わたしのケースでは、決まって入ってくるお金は月5万円、この金額内で生活すれば、赤字は出ない→不安はない、となります。 この原則はどんな家庭でも会社でも同じです。 工夫で生まれる余裕は不安を払拭するだけでなく、自己肯定感を高めてくれます。 なぜなら、自分の生活を自分で作ることは大きな仕事、一種の創造だからです。 ※本稿は、『73歳、月5万円でますます快適! 「ちょうどいい」を自分で創る ごきげんプチプラ生活』(廣済堂出版)の一部を再編集したものです。
紫苑
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