声優・峯田大夢 『ブルーピリオド』などに出演 モデルや舞台出演経験も 目標は「ずっと生き残る声優」
アニメ『ブルーピリオド』の矢口八虎や『セスタス -The Roman Fighter-』のセスタスなどの声で知られる声優の峯田大夢さん(29)。モデル経験があり、舞台にも出演するなど、マルチに活躍する注目の声優です。そんな峯田さんが主演を務めるのが、2025年1月から放送がスタートするアニメ『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。』、通称“エパリダ”です。 今回、作品の魅力やアフレコ現場の様子、さらには峯田さんの今後の目標を、“アニメ・声優オタク”の私、伊藤遼が聞いてきました。
■“エパリダ”は「なんといっても戦闘シーンが魅力的」
アニメ『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。』は、Aランクパーティを離脱した赤魔道士の主人公・ユークが、 元教え子たちの新米パーティ『クローバー』に加入し、 最難関迷宮を目指す迷宮攻略ファンタジーです。峯田さんは主人公のユークを演じています。 さらにこの作品で、EXILE/FANTASTICSの世界さんがレギュラー声優を務めるほか、乃木坂46の田村真佑さんが、声優に初挑戦することでも話題になりました。 ――アフレコの現場はいかがですか? 本当に仲がいいです。スタジオ内でそれぞれの席が離れていても、共通の話題を話していることが多いです。みんなで一緒に話している時間が長いです。 『クローバー』の声優陣は(キャラクターの)まんまだと思います。役柄にぴったりですし、普段の性格も反映されているなとも感じます。マリナ役の伊南羽桜さんはこの作品が初めてオーディションに受かった作品で、本当にまっすぐで「私、頑張ります!」みたいな一生懸命さが伝わってきます。レイン役の稗田寧々さんは落ち着いた中にもみんなのことを気にしていたり一緒に会話で盛り上がったりします。シルク役の川井田夏海さんは面倒見が本当に良くて、いろいろなことを気にかけてくれるし、周りのことをすごく気にしてくれてキャラにぴったり。クローバーの面々とキャスト陣が重なることが多いなと思います。 ――Aランクパーティ『サンダーパイク』のメンバー・バリーを演じるEXILE/FANTASTICSの世界さんのアフレコの様子はいかがですか? 他のキャスト陣と同じスタジオで一緒にとっているのですが、堂々たるものだなと背中を見ていても思いますね。みんなと一緒に回を重ねてとっていくのは初めてみたいで、「緊張しているよ」と言っていましたが、そんなことは全然伝わらないくらいの頼もしい背中が目の前にいるんで。(お互いが好きな)アニメの話も現場でよく一緒にします。 ――新パーティ『クローバー』の冒険を記録する浮遊型自動撮影魔法道具・キャメラット君を演じる、乃木坂46田村さんのアフレコの様子はいかがですか? 最初の方は緊張されていましたけど、回を重ねるごとに自分の自由度も上がっていますし、監督陣からも「入れられるところはアドリブでセリフ入れていいですよ」と言われていて、それにどんどん対応していますし、伸び代がすごいなと思いながら見ていますね。途中から楽しんでくれているんだなと、声からも伝わってくるのですごく良かったです。 ――アニメならではの見どころは? かわいいキャラクターたちが多く出てきますし、なんといっても戦闘シーンが魅力的で迫力もありますし、スピード感もあります。ユークは魔法を使うんですが、魔法の演出もかっこいいですし、映像美でも見せてくれる作品です。加えて劇伴も、演技も、OP主題歌もED主題歌も素晴らしいものになっています。