<海に眠るダイヤモンド>最終回、端島の立ち入り禁止区域での撮影が実現 神木隆之介「胸を締め付けられた」 キャストの撮了コメント全文も
主要キャストが続々と撮了する中、最後に残った神木さんは、一足先に撮影を終えた宮本さんが見守る中、クランクアップを迎えた。スタッフからの「鉄平・玲央役、神木隆之介さん、クランクアップです!」の声にガッツポーズで応え、塚原あゆ子監督から花束を受けとると、「見てくださった方々の記憶に、そして歴史に残る名作だと思っています」と笑顔で語り、「今まで自分が感じたことのない芝居をしている感覚があり、役を生き抜くことができたと思います」と撮影を振り返った。最後は、宮本さんによる一本締めで撮影を締めくくった。
キャストのクランクアップ時のコメントは以下の通り。
◇神木隆之介さん
日曜劇場の主演のお話をいただいた時、プレッシャーが大きくて、人生経験がもっとないと背負えないのではと思っていたのですが、スタッフさんの顔を見てこの方々についていけば大丈夫と心に決めて参加させていただきました。一人二役ということで大変なこともいっぱいありましたが、現場が本当に楽しくて、毎日勉強させてもらって、今まで自分が感じたことのない芝居をしている感覚があり、役を生き抜くことができたと思います。見てくださった方々の記憶に、そして歴史に残る名作だと思っています。ありがとうございました。
◇斎藤工さん
作品のクオリティー以上に、現場が素晴らしく、厳しさもありながらずっと思いやりがあって撮影が本当に大好きでした。今日もエキストラさんが自主的に炊き出しをしてくれたり、画面に映らない部分のぬくもりや思いやりが充満していて、そのエネルギーが視聴者さんに届いているんじゃないかと思います。素晴らしい人たちに出会えて、同じ方向に向かえたことを誇りに思っております。
◇杉咲花さん
朝子の人生を噛(か)み締めながら撮影を終えることができました。本当に素晴らしい人間讃歌の物語に参加させていただき光栄でした。自分の想像を超えるくらいスタッフの皆さんは大変だったと思いますが、心と体力を尽くして現場を作ってくれる姿がとても素敵(すてき)でした。ありがとうございました!