乗り合いタクシー試験運行始まる 路線バス減便に対応 仙台・宮城野区
khb東日本放送
路線バスの減便などに対応して、仙台市宮城野区では1日から乗り合いタクシーの試験運行が始まりました。
宮城野区の田子・余目地区内では市バスの運行本数が少ないことから、仙台市が乗り合いタクシーたごあまるめ号の試験運行を1日から始めました。 たごあまるめ号は、地域の町内会が運営し仙台市が運行費用を支援します。 地域住民が商業施設や医療機関に向かう際の利用を想定していて、週3回JR陸前高砂駅など14の停留所を1日2往復します。 料金は1回の利用で500円、70歳以上の高齢者や障害者は100円です。 利用者「買い物に来てその帰りで。助かります。今まで自転車だったのですが、歳を取るので自転車も安全性が心配ですし」 仙台市地域交通推進課井藤由親課長「主に市バスが削減されて困っている皆様が、地域の足として守り育てていくような交通になっていただければ幸いです」 たごあまるめ号は2025年度以降も試験運行を重ね、2027年度からの本格運行を目指しています。
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