SNSで話題のグミも! カンロが期間限定ショップ 生産拠点のお膝元 「地元の人に味わってほしい」
飴やグミを製造するカンロが11日、長野県松本市の松本パルコに期間限定で店を出しました。製品の多くを松本市と朝日村で生産しており、「地元の人にもっと親しんでほしい」との思いから、地方初の取り組みとなりました。
カラフルでかわいいグミ。食感が楽しいとSNSで話題の「グミッツェル」です。 製造するカンロが松本パルコに期間限定ショップを設置。初日の11日は行列ができました。 グミッツェルをはじめ、オンラインや東京の直営店でしか買えない32種類の商品が店頭に。 市内から: 「おいしいんです。見た目もすごくかわいい。欲しいけど東京行っても買える時と買えない時があるので」
カンロ飴で知られるカンロは山口県で1912年に創業。 1959年に松本工場を開設。湿度の低い気候が飴づくりに適していて、2010年には朝日村にもグミ製造の工場を新設しました。人気の「グミッツェル」も製造されています。
記者リポート: 「朝日村の工場で作られているグミッツェルをいただきます。パリッとした独特な食感とグミのもちもち感がたまりません」
商品の半数以上が県内で製造されていますが、地元が生産拠点ということを知らない客も…。 市内から: 「(カンロは松本と朝日村に工場がある)えっ!!そうなんですか。知らなかったです。それはびっくりです。(県内にも直営の)お店ができてほしいです」 限定ショップでは普段工場で働く従業員も接客しています。 朝日村工場でグミ製造を担当: 「普段お客さまの顔が見えないところで働いているので、これだけ人が来てくれると作りがいがある」
カンロ経営企画本部長: 「このポップアップ店とか、松本市のお祭りとか、いろんなものをお客さまとの接点として、カンロが長野県に2工場を構えて物を作っているんだと、どんどん伝えていきたい」 限定ショップは1月17日まで。 週末には市街地で開かれる「松本あめ市」にもブースを出す予定です。
長野放送