えん罪被害者救う「再審制度」見直し検討へ 「袴田事件」は再審決定まで40年超…1948年以来、一度も改正されず
FNNプライムオンライン
有罪が確定した裁判をやり直す「再審制度」について、法務省が2025年春にも見直しの検討を始める方針を固めたことが分かりました。 58年前に起きたいわゆる「袴田事件」で無罪が確定した袴田巌さんを巡っては、再審開始の決定までに40年以上もかかりました。 再審制度はえん罪被害者を救うためのものですが、袴田さんの再審などを通じて審理の長期化などが改めて指摘されたことを受け、法務省が再審制度のあり方について2025年の春にも法制審議会に諮問し、見直しを検討する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。 再審制度は1948年の制定以来、これまで一度も改正されていません。
フジテレビ,社会部