【半導体大手TSMC】第1・第2工場を稼働した場合 “年間で800万トン” の地下水取水計画 熊本
熊本放送
半導体製造大手・TSMCは熊本県菊陽町に2つの工場を稼働させる予定ですが、これらの工場が稼働すると年間で約800万トンの地下水を採取する計画であることがわかりました。 【写真を見る】【半導体大手TSMC】第1・第2工場を稼働した場合 “年間で800万トン” の地下水取水計画 熊本 半導体の製造には大量の水を必要とします。 TSMCの子会社が今年2月に県に提出した計画書によりますと、第2工場稼働後の2028年度以降、年間で約800万トンの地下水を採取する予定だということです。 800万トンという量は東京ドームに換算すると6杯分以上、熊本市の年間地下水取水量に換算すると9.6%、菊陽町では81.7%にあたります。 第1工場分の取水量およそ300万トンについては、すでに条例に基づき、県の許可が下りています。 県は残る500万トンの計画取水量について他の井戸の水位に影響を与えないか、などを調べた上で、許可するかどうか判断することになります。
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