スリクソンでは初の“MAX”モデルが登場! 話題の新作ドライバーを試打検証! 「ZXi」シリーズはどう進化した?
フェースのセンター部分がスリクソン史上最薄
インフルエンサーとして若い世代のゴルファーから絶大な人気を誇るルイゴルフ(大塚塁)さんは、インスタグラムのフォロワーが6万人を超えており、スコアを50日で100切りした方法は大きな話題になりました。 【動画】「ZXi」シリーズを早速試打! スリクソンの新作ドライバーはどんな人にオススメ? そんなルイゴルフさんが、ギアに精通したゴルフライターとしてさまざまなメディアで活躍する、ツルさんこと鶴原弘高さんと一緒に自分に合ったモデルを見つける連載企画。今回はスリクソンの新作「ZXi ドライバー」4モデルを試打して、どんな人に向いているのか探ってみました。
最初に試打したのはスタンダードタイプの「ZXi」です。 【鶴原さん】※以下【ツ】 海外メーカーのドライバーと比べると、インパクトでの適度な食いつき感があると思います。当たった瞬間にバーンとはじくドライバーではありません。 【ルイゴルフさん】※以下【ル】 それでも、ボールスピードが出ますね。キャリーで240ヤードを超えました。 【ツ】数年前まで、日本のメーカーのドライバーはボールスピードがテーラーメイドやキャロウェイにリードされていると言われていました。しかし最近はボールスピードや飛距離性能も互角のレベルになってきています。その筆頭がスリクソンです。今作では、フェースのセンター部分がスリクソン史上最薄となっていて、トゥ側とヒール側を厚くした構造により、ボールスピードの向上をさらに実現しているようです。 【ル】良い意味でクセがなくて、1球目からすごく振りやすかったです。 【ツ】スタンダードモデルですが、前作の「ZX5 Mk II」よりもつかまりが良くなったので、ドロー回転で飛びましたね。 次は松山英樹がPGAツアー最終戦で投入したことで話題になった「ZXi LS」です。 【ル】「LS」(ロースピン)モデルと聞くと難しい印象がありましたが、これはやさしいですね。 【ツ】数字を見ても、それほどロースピンではありません。海外メーカーの「LS」に比べると、スピンは入るほうだと思います。適度なスピンが入ることによって、弾道が安定します。だから難しく感じなかったのでしょう。ただし、スタンダードの「ZXi」に比べると少し出球が右に出ていましたね。うまく打てた時は右に出てもドロー回転がかかってフェアウェイに戻ってきましたが、そのまま右に飛ぶミスもありました。