【山形】2026年 山形大学教育学部 再設置へ
YTS山形テレビ
山形大学は、教員養成に特化した「教育学部」をおよそ20年ぶりに復活させる方針を発表しました。 山形大学は2005年度に教育学部に代わって「地域教育文化学部」を設置し、小学校の教員を中心に地域と連携できる人材を養成することを目指してきました。 その一方で、近年教員不足が深刻化していることに加え、学級課題に対応する質の高い教員の養成が求められています。 こうした状況に対応するため、山形大学は再来年、地域教育文化学部に代わり小学校と中学・高校の教員免許取得を卒業要件とするコースを含めた「教育学部」を設置する方針を決めました。 【山形大学 玉手英利学長】「地域教育文化学部のこれまでの教育研究の成果を生かしつつ、今後の山形県における少子化、人口減による社会・経済の変化、学校教育の変化等を見通して教員養成機能を深化し高度化していく」 今後はさらに具体化し、来年度文部科学省の審査を経て設置が決定します。