元・尼神インター誠子「返してくれよ、私の青春!」 『OURHOME』主宰・Emiとの対談で明かされた“衝撃の事実”
お笑いコンビ・尼神インターの元メンバーであり、現在はライフスタイルブランド「merci」を手がけるお笑い芸人の誠子が、暮らしとオリジナルウェアのオンラインショップ「OURHOME」を主宰するEmiとVoicyオフィスにて特別対談を行った。「地元つながり、暮らしのおしゃべり」をテーマにしたこの日の対談は、2024年7月12日からEmiのVoicyアカウント「OURHOME 暮らす働く"ちょうどいい"ラジオ」で配信されている。今回、リアルサウンドテックは対談の収録現場に潜入。誠子に仕掛けられた衝撃のドッキリから、地元トークまで、和気藹々とした現場の様子をレポートしたい。 【写真】元・尼神インター誠子×「OURHOME」主宰・Emiの撮り下ろしカット ・誠子の初恋の相手がまさかの……特別対談でドッキリを敢行 定刻よりやや早い時間、誠子とEmiがVoicyオフィスに到着。実はこの日が初対面だという2人。はじめこそ緊張の面持ちでいた誠子だが、話し始めるや否やEmiと打ち解けた。それというのも2人は兵庫県出身で、ライフスタイルブランドの運営をしているという共通点もある。おのずと話題も盛り上がり、笑顔あふれる時間となった。 だが、この収録には誠子への壮大なドッキリが仕掛けられていた。それは、誠子がかつてニンゲン観察バラエティ『モニタリング』(TBS系)で初恋の人であると明かした“良平さん”が、Emiの夫であることを収録中にバラすというもの。良平さんは誠子が学生時代の塾の先生。まさに同じ地元ならではのネタで、誠子を驚かせることになる。ドッキリ仕掛け人のEmiはどこかソワソワした様子で足早に収録ブースに向かった。 収録が始まると、Emiはさっそく誠子のエッセイ本『B あなたのおかげで今の私があります』を本人に差し出すが、そこには良平さんの写真が。察した誠子は「え、奥様!?」と驚愕。予想外の展開に「ざわついてます、いま。悔しい」と言いつつ、場を盛り上げた。誠子が当時、この恋に玉砕した理由は、地元の商店街で良平さんが女性と手を繋いで歩いていたのを偶然見てしまったからだという。衝撃なのは、その女性こそがEmiだったのだ。「それ、私です」と話すEmiに「あんたかい。返してくれよ、私の青春!」とツッコミを入れながらも、誠子は現在のEmiと良平さんの関係を称えるのだった。 そこからは一気に打ち解け合い、地元トークから、誠子が事務所を離れ独立して仕事をしていること、「誠子食堂」でコラボしたいという話まで、ポンポンと会話が弾む。関西出身の2人だからこそのクスリと笑える掛け合いもあり、互いの人柄のよさをたっぷり楽しめる収録となった。優しい声で紡がれる対談の詳しい内容については、改めてVoicyの「OURHOME 暮らす働く"ちょうどいい"ラジオ」をチェックしてほしい。 ・対談を終えて 二人へインタビュー ――興奮冷めやらぬなかとは思いますが、収録後の率直な感想を聞かせてください。 誠子:いや、ちょっと待ってください。まだ興奮しているし、まだ心臓バクバクいっているんですけれど。 Emi:本当にたまたまの縁で繋がったので、すごいなと思っています。 誠子:こういうご縁があるんだなと思いましたね。人生面白いな。色々な活動をして、色々な人と出会って、そして再会があって。そういう人生の面白みが、この1時間に凝縮されていたと感じました。本当に全部の伏線回収が今日行われたみたい。すごい1日でしたね(笑)。 ――ここまで繋がりのある2人が出会うなんて、なかなかないと思うんですよね。 Emi:この出会いには、大変感謝しています。私がVoicyを始めたのは3年くらい前のこと。そこで人との繋がりが広がりました。それまでは自分のファンとの繋がりがメインでしたが、「Voicyフェス」というお祭りで対談をしてから、どんどん広がっていったんです。その先にいたのが誠子だったという。やっぱりそこでいろんな方と話をしていたからこそVoicyさんも呼んでくださったと思うので、活動を続けてきてよかったなと思いました。 ――同じ地域のご出身なので、地元トークなどもありましたね。 Emi:図書館の話(特別対談にて、通っていた図書館が同じということが判明)はびっくりですよね。たぶん、同じ日にいたと思う。 誠子:たぶんいたでしょうね。同じ席とか、全然あったと思います。今も鮮明に覚えているんですよ。先生とEmiさんが手を繋いで商店街を歩いている後ろ姿。あれは絶対にEmi! 仲良さそうだったもん ――今回の対談を通して、今後のお互いの活動に活かしたいことは? Emi:うちは兵庫県西宮市に実店舗を持っています。1階はショップですが、2階に喫茶スペースがありますので、キッチンで誠子さんに、ぜひ「誠子食堂」をやっていただきたい。うちの場合はお料理の提供だけでなく、その方の人生の背景とか、どんな方がやられているのかまでお客さんに伝えています。今回の放送をしっかり聴いて頂いて、誠子さんとの繋がりを持った上で食べてもらったら、またグッと美味しくなると思いますね。 誠子:コラボは絶対したいですね。あと、私もいつか自分の好きな人と一緒にブランドをやりたいと思いました。 Emi:なんて素敵な! 誠子:こうして近くにいる方が実現していらっしゃることで、より身近な夢になりました。 ――Emiさんは今回、ドッキリ仕掛け人としてブースに入ったわけですが、どんなお気持ちでしたか? Emi:事前に、あまりたくさん深い会話をしないようにしていました(笑)。だから早くブースのなかでお話ししたかったんです。でも打ち合わせが早かったから、誠子さんが不安に思っているのがわかったんですよ。事前にドッキリがあることは話していませんし、「これで45分いけるのかな」と思っている顔はわかりました。 誠子:「もう入りましょう。喋りましょう」と圧がすごいので「誰~?」みたいな感じになりました。めちゃめちゃ喋りたい人だよなって思って。芸人くらいのノリだったので、怖くなりました。思っていた人と違うと、怯えていましたね(笑)。 ――この対談の前と後で大きく印象が変わったところがあれば教えてください。 誠子:自分が本当に好きだった男の人が選んだ女性が素敵で嬉しいです! 話してみて、より素敵な方だという思いが増しました。自分の目に狂いはなかったという、自分への自信ももらいましたね。でも、もっと喋りたい。喋り足りなすぎます。普通にフリー同士のお仕事の話もしたいし、自分の話もしたいし、両親の話もしたいしって……本当に足りなかったです。 Emi:私はテレビタレントとしての誠子さんしか知りませんでしたが、最初に入って来られたときにとても女性らしさを感じました。テレビでは求められている役割があるので普段とは違うと思いますが、狩野誠子としての姿を見ると、華奢で可愛らしい方という印象です。今回、スイッチが入った瞬間ははっきりわかりました。やっぱりメディアに長い間、出られていた方だからこそですよね。 ――誠子さんはVoicyの収録は初めてですか? 誠子:初めてです。私は、もともとラジオが好きなんです。聴くのも好きだし、ラジオのお仕事も好きだったので、今日のVoicyでの収録はすごく楽しかったですね。テレビなどのメディアよりも、より自分の気持ちを真っ直ぐに喋れた感じがありました。 ――EmiさんはVoicyベテランですね。 Emi:先ほども話しましたが3年弱くらいやっています。私の「OURHOME 暮らす働く"ちょうどいい"ラジオ」は働くお母さんが、朝の出勤時や家事の間に聴いてくださることが多いようです。ですから収録は前日に済ませて、翌日の朝6時に更新するようにしています。Voicyはパーソナリティファーストで収録しやすい設計になっているので、続けやすいですね。喋ってポンと押せばアップされるし、生放送もすぐできるし、リスナーさんとも近い。私はVoicyを始めてからすごく変わりました。新しいファンの方がすごく増えたんです。 声のファンの方ってすごく深いんですよね。流れていかないで、ずっとついてくださる。声は嘘を付けないから、毎日配信となれば気分の落ち込んでいる日も元気な日もあるけれど、リスナーさんは全部わかってくれています。そういうことを含めて応援してくれる人がついてきてくれるので、始めてよかったなと感じています。
Nana Numoto