たいげい型5番艦の「ちょうげい」が進水 令和８年３月就役予定
海上自衛隊の最新鋭潜水艦の名称が「ちょうげい」に決まり、神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で4日、命名・進水式が行われた。「ちょうげい」の漢字表記は巨大な鯨を意味する「長鯨」になる。 魚雷戦闘はタッチパネル式、女性専用区で「お菓子交換」も 最新鋭潜水艦に乗艦 海上幕僚監部広報室などによると、「ちょうげい」は令和4年3月に就役した「たいげい型」潜水艦の5番艦で、基準排水量は約3千トン、全長84メートル、乗員約70人、建造費は約684億円。リチウムイオン電池を採用しており、従来型よりも静粛性に優れ、高い潜航性能を備えている。8年3月の就役を予定している。 この日の式典には、福田達也呉地方総監や防衛省、同社関係者ら約300人が出席。福田呉地方総監が潜水艦を固定する支綱を切ると、海自呉音楽隊の演奏のなか、進水した。
