【熊本競輪(モーニング)FⅡ】通算350勝を達成した伊藤翼「それよりもうれしかったのが…」
<16日・熊本競輪・初日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 予選4Rは伊藤翼が2角6番手捲りで1着。5番手から先に仕掛けた渡邉正人の外を、豪快に駆け抜けた。これで通算350勝を達成したが、リーチをかけていたことはレース前に専門紙を見て知った程度。「特に意識はしてなかった」とさらりと話したが、「それよりもうれしかったのが、この1着で年間30勝を達成できたことですね。今年はこれを目標にしてきたので」とにっこり。38歳になっても衰え知らずの破壊力は、準決でも怖い存在になりそうだ。▼2日目5Rは、準決3番の中でも戦いやすい番組構成。125期の貝原涼太と寺師幸成が踏み合えば再び一発が決まるかも。2―5―1347。 ▼3R(里見恒平)初日は仕掛けられずの4着で、相当に悔しそうだった。元S級S班の遠澤健二を背負うここはポイントを逃さずに動く。5=1―2347。