昨季CL決勝の再戦へ…ドルトムント指揮官「明日はすべてが必要」…ブラントは「守るためだけに来たわけではない」
ドルトムントのヌリ・シャヒン監督は、チャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリー戦に向けて語った。 昨シーズンのCL決勝が今シーズンのリーグフェーズで再現される。ファイナルの舞台で0-2で敗れたドルトムントは、22日のリーグフェーズ第3節で王者レアル・マドリーの本拠地、サンティアゴ・ベルナベウに乗り込む。 大一番を前にしたプレスカンファレンスでシャヒン監督はレアル・マドリー戦に向けて「マドリーで生き残るためにはメンタリティだけでは十分ではない。彼らは王者であり、我々は明日にすべてのことが必要だ。我々のフットボールをプレーをするためにすべてが必要だ」と話し、ドイツで準備してこの日の夜に到着した理由を説明した。 「完全なスカッドとともにここに来たかったが、それでも我々は良いチームだ。グレゴール・コベルとニクラス・ジューレは大丈夫だろう。我々は慣れた環境でできる限りの時間を過ごしたかったから、ドルトムントでトレーニングを行ってきた。スパイに関する記事を読んだが、そんなことをする必要もなければ、隠れる必要もない」 現役時代を過ごした古巣に帰還することについて「私にとって大きな意味のあること。レアル・マドリーでプレーすることは夢だったし、息子はここで生まれた。明日このスタジアムにいられることは光栄だ」と話したシャヒン監督は、相手のキープレイヤーになり得るキリアン・エンバペとヴィニシウス・ジュニオールへの対策についても語った。 「我々はチームとして戦い、素晴らしい2選手を止めるだけではなく、全員を相手にしなければならない。チームとして行動しないといけない。レアル・マドリーと対戦して、我々のフットボールをしたいし、勇敢になる必要もある。我々は大会の良いスタートを切ったから、この調子を続けたい」 また、ユリアン・ブラントも両選手について「フットボール界の頂点の選手たちだ。11人で守らないといけない。彼らが僕たちのゴールの近くに来たとき、彼らに息つく時間を与えてはだめだ。守備は大きな問題になるだろうけど、僕たちはただ守るためだけにここに来たわけではない」と意気込みを語った。