阪神・大山悠輔が実に2週間ぶりの適時打となる先制打 FA取得の日に4番の仕事
(セ・リーグ、阪神-中日、5回戦、20日、甲子園)阪神・大山悠輔内野手(29)が一回のチャンスに先制の中前適時打を放った。19日の同カードで待望の今季1号アーチを架け、今季初の猛打賞をマークした4番打者が、今度は久々のタイムリーを放った。 一回先頭の近本が四球を選び、中野の二ゴロ間に二進。続く森下は三ゴロに倒れたが、ここで主砲が仕事を果たす。中日の先発、大野に2球で追い込まれた大山だったが、続く3球目を中前へはじき返し、近本を本塁へ迎え入れた。大山が適時打を放つのは4月6日のヤクルト戦(神宮)での右前打以来で、得点圏での安打も11打席ぶりだった。 チームは直後の二回に逆転を許したが、この日、国内フリーエージェント(FA)権の取得要件を満たした男が、完全復調を印象づける一打を放った。