北海道内の各地で初雪 札幌は昨年より22日早く
道内は20日、上空に11月下旬並みの寒気が流れ込んだ影響で、各地で今季一番の冷え込みとなり、札幌と帯広の両市で初雪を観測した。最低気温は同日午後9時現在、十勝管内上士幌町ぬかびら源泉郷で氷点下2.2度、釧路管内弟子屈町川湯で同2.0度を観測した。 【動画】札幌で初雪観測 手稲山も初冠雪 札幌管区気象台によると、全174観測地点のうち85地点で今季の最低気温を記録した。札幌市の初雪の観測は平年より8日早く、昨年より22日早い。10月の観測は7年ぶり。帯広市は平年より12日早く、昨年より25日早かった。 札幌市手稲区のサッポロテイネスキー場には朝から、防寒具を着込んだ登山者らの姿がみられ、積もった雪に触れながら「さらさらだね」と笑顔を見せた。 同気象台は20日、網走と旭川の両市でも19日に初雪を観測したと発表した。
