支援者（左）から花束を受け取って笑顔を見せる池田さん

　宮崎県都城市長選が20日告示され、無所属で現職の池田宜永氏（53）（自民、立民、公明、国民推薦）以外に立候補の届け出がなく、無投票で池田氏の4選が決まった。池田氏が無投票で当選するのは2016、20年に続き3度目。市選挙管理委員会によると、同市長選の3期連続無投票は初めて。任期は11月22日から4年間。 【動画】「ふなっしー」宮崎県都城市に移住！？

　池田氏は20日午前、市内の事務所で出陣式を行った後、市内全域で遊説。午後5時に4選が決まると、事務所で支援者一人ひとりと握手を交わし、花束を受け取って喜びを分かち合った。

　当選の報告会では、「無投票という重い負託をいただいた。1期、2期、3期といろんなことにチャレンジしてきたが、市民の皆さんと市職員のおかげで成果、実績が上がってきている。（4期目への）プレッシャーはあるが、これらの取り組みを一歩、二歩と前に進めていきたい」と強調した。

　また、昨年度から取り組み、多くの移住者を呼び込んでいる人口減少対策については「全国の自治体が抱えている課題。都城で（解決の道筋など）一つの大きな答え、お示しできるものがないか、そういう思いで今後も取り組む」とし、「10年後、20年後に今よりも人口が増え、元気な都城に発展させていく」と語った。