侍ジャパン・才木浩人は三塁踏ませず六回途中0封 「ゼロで終われて良かった」
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」1次リーグB組(16日、台湾-日本、台北D)侍ジャパン・才木浩人投手(26)=阪神=が5回⅔を3安打無失点の好投。打たせて取る投球で三塁を踏ませなかった。 「台湾の応援がすごく、最後は少し力んでしまいましたが、結果的にゼロで抑えられて良かった」 83球で2四球と制球が安定し、150キロ超の直球を軸にスライダー、フォークを織り交ぜて5三振を奪った。一回2死一塁、二回無死一塁、五回無死一塁と走者を背負ったが、「野手が先制してくれて、楽な気持ちで投げられて良かった」と語るように後続を危なげなく料理。六回には四球と単打で2死一、二塁を招き救援を仰いだが、鈴木昭(ロッテ)がピンチを切り抜けた。 4万人超に膨れ上がった台北ドームは地元・台湾ナインを後押しする大声援が響き渡った。登板前には「あまりビビらずというか、気にせずにどんどんいけたらと思います」と語っていた右腕は強気の投球を貫き、先発の役目を果たした。