GWおすすめダイエット!【ファスティング】ミシュラン店のシェフ監修セットを体験レポ
■3日目:梅流しの効果に驚愕。そして、回復食のおいしさに涙… この日は午前中に2本のジュースを飲み、昼と夜に回復食をいただきます。朝起きたときには前日のようなだるさはなく、頭もクリアな感じがしました。 昼頃に48時間のファスティングを終え、ついに固形物が食べられます! 昼にいただくのは、だしに浸かった大根と梅干し。…この組み合わせは…「梅流し」ですね!? 「梅流し」とは、梅干しと大根に含まれる成分とその組み合わせには腸内環境を整える効果があるとして、便秘の解消や宿便の排出を目的に行われる食事療法のこと。「宿便が出た!」「肌がキレイになった!」などの体験談とともにSNSでバズっているのを見かけるたび、「やってみたいなあ」と思っていたのですが、なかなか挑戦するチャンスがなかったあの「梅流し」!! ついに体験するときがきました。 冷凍してあっただしと大根をレンジで解凍し、梅干しとともに食します。まずはだしからいただくのがルールなのですが、このだしがすっごくおいしい! 昆布だしがしっかり効いていて、大根の甘みと苦みも感じます。大根のほうも味が染み染み。そこそこ量がありますが、付属の味噌を「味変」として使用してもよく、最後まで飽きずに食べられました。 食べた後、30分~1時間おきに、8回ほど便意が! 量は回を追うごとに減っていきましたが、どれも水っぽく黒い便でした。なんだか体中の悪いものが出たような感覚…! ちなみに、「梅流し」については、自分で作るやり方ともっと詳細な体験談を別記事で紹介していますので、そちらもチェックしてみてくださいね!
3日目の夜には、ついに待ちに待った回復食のミールまでたどり着きました! ミシュラン店出身のシェフが作ったこちらのミールは動物性原料、白砂糖、化学調味料などが不使用で、1食260kcalほど。いざ実食! 左上の「にんじんと紫キャベツのラペ」は酸味の効いた味つけとシャキシャキした歯ごたえが唾液腺を刺激! 右上の「ブロッコリーとエリンギのグリル」は優しく上品な味わい。左下の「カボチャのゴマ焼き」は、コロッケのような気分が味わえます。そして、私がいちばん気に入ったのは、右下の「湯葉の大豆ミートボロネーゼ」! 湯葉が細長くカットしてあり、パスタのような感覚で食べられます。大豆ミートも食べごたえがあり、本物のお肉のよう。 たった3日だけど、長かったここまでの道のり…。最後まで耐え抜いて本当によかったと思わせてくれるおいしさでした(涙)。 ■終了後:食のありがたみを噛み締め、一食一食を大事に 開始前と比べると、3日目の翌日の体重は1.2kg減っていました。なんとなく腰回りのお肉が減り、輪郭は明らかにすっきりと! 体重は数日ですぐに戻ってしまいましたが、フェイスラインはしばらくすっきり感が続きました。 今回の体験を通して、改めて「食べることのありがたみ」を感じ、普段の食事も素材を感じつつ、ゆっくりよく噛んで食べるようになったのが一番の変化です。それにより、少ない量でも満足感を感じられるようになり、これまで多すぎた食事の量が、少し減ったような気がします! 取材・文/海渡理恵 企画・構成・文・マンガ/木村美紀