【2024年のお花見】「日本三大桜の名所」はどこにある?「日本三大桜」との違いも紹介
3月に入って日中は暖かい日が増えていき、もうすぐお花見シーズンも近づいてきました。 【写真3枚】一度は見てみたい「日本三大桜の名所」 全国各地には数多くの桜の名所がありますが、「日本三大桜の名所」と「日本三大桜」は別物だということをご存知でしょうか。 今回は「日本三大桜の名所」と「日本三大桜」の違い、「日本三大桜の名所」についてご紹介します! 記事の最後には、お花見にかける全体の平均予算も紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「日本三大桜の名所」と「日本三大桜」の違いは?
「日本三大桜の名所」とは、それぞれの地域一帯の桜を「桜の名所」として指定されているのが特徴。こちらは青森県の弘前公園、長野県の高遠城址公園、奈良県の吉野山だと言われています。 その一方で「日本三大桜」は、樹齢1000年を越える1本の貴重な桜を指定しているもの。こちらは山梨県の山高神代桜、岐阜県の根尾谷薄墨桜、福島県の三春滝桜だと伝えられています。
【日本三大桜の名所】弘前公園(青森県)
最初にご紹介する「日本三大桜の名所」のひとつは、青森県弘前市にある弘前公園。 園内ではソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など、約50種類・2600本の桜が咲き誇ります。 花びらが濠の水面を流れていく「花筏(はないかだ)」など、花びらで濠を埋め尽くすほどの桜の絨毯も見どころです。 毎年4月下旬頃に「弘前さくらまつり」を開催しており、2024年は4月19日(金)~5月5日(日)に開催予定。露店の営業や園内のライトアップをはじめ、和船による水上観桜など、様々なイベントを実施する予定です。 ・桜の見頃:4月下旬頃 ・所在地:青森県弘前市下白銀町(弘前公園内) ・アクセス:JR「弘前駅」弘南バス乗り場より、土手町循環100円バスに乗車(約15分)「市役所前」下車
【日本三大桜の名所】高遠城址公園(長野県)
次にご紹介する「日本三大桜の名所」は、長野県の伊那市に位置する高遠城址公園。 園内には約1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みのある花を咲かせます。その樹林は県の天然記念物の指定を受け、1990年には日本さくらの会の「さくら名所百選」に選ばれました。 毎年「高遠城址公園さくら祭り」を開催しており、2024年は桜の咲き始めから散り終わりまで開催予定。三分咲き~満開時には、夜桜ライトアップでプロジェクションマッピングによる映像投影なども行われますよ。 ・桜の見頃:4月上旬~中旬頃 ・所在地:長野県伊那市高遠町西高遠810-1 ・アクセス:桜の咲き始めからJRバス「高遠駅」を発着としたお花見循環バスを運行予定