引退まで2ヶ月を切った中島安里紗がPURE-J(旧JWP)の道場マッチに5年ぶりの参戦!「やっぱりここが私を育てて頂いた場所だと思います」
30日、PURE-Jの亀アリーナマッチにて、2日後に誕生日を迎えるLeonのバースデー記念試合としてLeon&中森華子とライディーン鋼&中島安里紗によるスペシャルタッグマッチが実現した。引退まで残り2ヶ月を切った中島は、ボリショイの引退前以来となる5年ぶりの亀アリーナマッチ参戦。この試合は試合中に汚い言葉づかいをするとハリセン係のボリショイ代表から容赦なくお仕置きされるという亀アリーナ名物の特別ルールで行なわれた。
Leonと中島の先発でスタートすると、試合が進むにつれて徐々に選手たちの言葉づかいが荒くなり、ボリショイの二刀流のハリセンが乾いた音を響かせる。これに怒った中森と中島はボリショイをロープに振って2人で攻撃を仕掛けようとするが、ボリショイは619の形で鮮やかに着地をすると、中島と中森にそれぞれアッパーカットを炸裂させる大立ち回り。ボリショイからハリセンを奪い取った中島はLeonの脳天めがけて振り下ろすも、Leonがよけて鋼に誤爆し、スピアーからすかさずクラッチ・デ・ガオーにつないだLeonが3カウントを奪ってみせた。
マイクを持ったLeonは中島に対し「今日は亀アリーナラスト参戦、そして私とはたぶん今日が最後の対戦だったと思う。中島とはJWPでメッチャ闘い合って、中島が当時巻いていた無差別のベルトに挑戦した試合がものすごく心に残ってる。今日はこのルールでしたけど対戦することができて良かった。メチャメチャ嬉しい!ありがとう!」。 これに中島は「JWPを退団してすごく時間は経ってますけど、やっぱりここが私を育てて頂いた場所だと思います。こうしてJファンの人はもちろんのこと、シードリングのファンの人もたくさん来てくれて、この闘いを見せることができて私は本当に嬉しいです。ありがとうございました! ボリショイさんとも、もう2度とリングでは会えないと思ってたので…ちょっとなんか最後(ハリセン攻撃で)しこりが残りましたけど…ありがとうございました(笑)」と返答。 鋼は「次(7月5日)の板橋では中島さんボコボコにしますから。私は中島さんのことが好きで、JWPの時からずーっと試合してきて見てもらって、その思いを次の試合で全部出したいと思います」と意気込みを語ると、中島は「鋼と最後の対戦、楽しみにしてるよ。すべてを受け止めた上でしっかり勝って、一生“憧れの中島さん”で辞めていくんで」。 中森は「何より私は中島安里紗にリング上で(試合中に)“大嫌いだ”って言えたので、安里紗との闘いにもう悔いはないんですよ!ですが、バイプリ(中森&中島のタッグ『バイオレンス・プリンセス』)では、ちょっと私は悔いがある。7月21日(板橋)に参戦してくれるって言ってるので、バイプリで最後やりましょう」とタッグ結成を呼びかける。 Leonは「バースデーマッチでしたが中島と最後闘うことができたし、ボリショイさんのあんな技が見られると思わなくて感動してますし、何より勝って笑顔で終われることが幸せです」と話し、大会を締めた。
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