2020年に現役引退した川崎フロンターレのバンディエラ、中村憲剛氏　撮影：中地拓也

　新年度が始まった4月1日、サッカー元日本代表の中村憲剛氏が自身の公式SNSを更新し、中学校を卒業した息子との“肩組みショット”を公開して話題となっている。 ■【画像】「素敵な親子ですね」「共感、感動しました」などの声! 中村憲剛氏が息子の中学卒業と3年間の成長を報告した2枚の“肩組みショット”■ 　東京都小平氏出身の中村氏は、1980年10月31日生まれの現在43歳。2003年に川崎フロンターレに入団して以降、クラブ一筋18年、J2や“万年2位”と言われた時代を経て、リーグ初優勝からリーグ連覇へと、自身の成長とともにフロンターレの歴史を紡いできた。 　その中村氏の長男・龍剛（りゅうご）くんは、2008年9月25日生まれ。誕生した2日後の試合で、父が直接FKを決めてゆりかごダンスを披露したシーンは広く知られており、さらに2020年の現役引退セレモニーの際には、12歳となった龍剛くんが等々力競技場でスピーチ。様々な思い出と愛の詰まった長文の手紙を読み上げ、サポーターの涙を誘った。 　そしてこの日、中村氏が「中学卒業・卒団」と題して2枚の写真を公開した。そこには、中学校を卒業し、ほぼ同じ背丈となった龍剛くんと、その肩に腕を置いている父の後ろ姿があった。さらに中村氏は「小学校卒業時と同じ構図で撮ってみましたが、随分とまぁ…大きくなりました（態度も）笑。」と綴り、小学校卒業時の写真も公開し、「本当に濃い3年間だったと思います。」と息子の成長を実感している。

■「息子さんの成長のご様子が伝わってきました」

　この中村氏の投稿、そして写真に対して、息子・龍剛くんのこともよく知るサポーターたちからは次のようなコメントが寄せられた。 「立派に育ってゆく息子さん、逞しいですね!!」 「年月の経過の早さを感じます。素敵な親子ですね。私も子供と過ごす時間を大切にしたいと思います!」 「同じ父親という立場で共感、感動しました。（涙目になりました）」 「息子さんが健やかに成長しているのと同時に憲剛パパも子供に寄り添い、向き合い、更に良いお父さんに成長されているようにお見受けします!理想的な親子関係ですね!」 「憲剛さんらしい素敵な文章から、息子さんの成長のご様子が伝わってきました…中村家のみなさんの次のステージも応援しています」 　中村氏は、公式エックス（旧ツイッター）上に「この3年間、君のプレーを見ることは引退した自分にとってはまさに生き甲斐、青春でした。楽しい時間を本当にありがとう。次のステージでも楽しみにしてるよ。卒業・卒団おめでとう。」と記し、公式インスタグラムには、さらに長文で、愛のこもった文章を綴っている。この投稿を目にした多くのファンが、子どもの成長の早さを感じながら、中村家の親子関係に心を温めることになったようだ。