日本ハム・山崎福也、清宮幸太郎に異例の注文?! 「僕が降板した後に打つ。投げている最中に打ってほしい」
〝幸福〟コンビで来年こそ頂点をつかむ! 日本ハム・山崎福也投手(32)と清宮幸太郎内野手(25)が23日、札幌市内で行われたトークショーに参加。オリックスから移籍1年目の今季、2年連続の2桁勝利でチームを最下位から2位に押し上げた山崎が「来年はもう優勝しかないでしょ」と力を込めれば、規定打席未到達ながら自身初の打率3割をマークした清宮も「福也さんの言う通り優勝しかない」と呼応した。 【写真】ムダ毛処理まで万全! ファイターズガールに扮して華麗に踊る清宮幸太郎 来季はシーズン序盤から打ちまくる。打率3割で終えた清宮だが6月終了時点では打率・175(57打数10安打)と低迷。山崎が先発を務めた試合では4本塁打を放ったが、降板後が多かったようで「僕が降板した後に打つ。投げている最中に打ってほしい」と先輩から発破をかけられると「僕が打って福也さんに勝ちを付けたい」と声を張った。 二刀流に磨きをかける。最も印象に残った試合に「6番・投手」で出場し、先制打&7回無失点投球を披露した5月30日の阪神戦(甲子園)を挙げるほど打撃が大好きな山崎。11月に行われた秋季練習ではフリー打撃で野手顔負けのスイングで柵越えを放つなど投打で調整を進めている。2月の春季キャンプでも打撃練習を予定しており「プロの投手は真っすぐが強いので真っすぐを打ち返したい。交流戦で(安打を)2本くらい打ちたい」と意欲的に語った。 山崎が清宮に対して「40本打ってくれたらもっと楽に投げられる」と注文すれば、清宮は左腕に「福也さんは15勝」と要望。投打の主軸として来季もチームを引っ張る。(加藤次郎)