デヴィッド・ボウイの活動初期をたどるドキュメンタリー、命日に公開
2016年に69歳で死去したデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画「デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」が、2025年に公開。ボウイの命日となる1月10日に封切られる。 本作はボウイの活動の初期に焦点を当てるもの。BBCのプロデューサーであるジェフ・グリフィンらは、ボウイがいかにしてスターへの階段を駆け上がっていったかを語る。さらにバックバンドのスパイダーズ・フロム・マーズとしてボウイと1つの家に住み、アルバム制作やツアーに参加したハービー・フラワーズ、ウッディ・ウッドマンゼイが制作秘話や解散について証言。ボウイとともにグラムロック文化やファッションスタイルを築いた元妻のアンジー・ボウイは、彼との出会いや実像について告白した。 さらに、日本の衣装やメイクに興味を持っていたボウイがそういった要素を自身のファッションにどう加えていったかが語られる。オフショット、ライブ映像や写真など、グラムロック時代のボウイの変遷をたどる資料も収録。ウッドマンゼイはボウイについて「ゴールに着いたときよりゴールを目指す時間の方が幸せ」と回想している。 「デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」は、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。 (c)SHORELINE ENTERTAINMENT