長澤まさみと舞台共演で覚醒の『嵐』松本潤 新事務所とエージェント契約は“アイドル終了宣言“可能性
コンサート演出家ではなく俳優への想い
12月3日に、『嵐』の松本潤(41)が「株式会社一瞬と永遠」(以下「一瞬と永遠」)とエージェント契約を結んだと公式サイトで発表した。 【目が釘付け】すごい!思わず目を見開いてしまうほどの長澤まさみの圧倒的スタイル 松本は今年5月30日をもって、「STARTO ENTERTAINMENT」から独立していた。企画・制作・演出などのクリエイティブな依頼に関しては、松本が5月に設立した個人事務所「MJC Inc.」が窓口となるが、出演や取材に関する業務窓口を「一瞬と永遠」が引き継ぐという。 「松本は、今年の7月から上演された野田秀樹(68)主催の舞台、NODA MAP『正三角関係』に出演していました。長澤まさみ(37)や永山瑛太(41)らと共に東京、北九州、大阪公演のあとはロンドン公演を行い、千秋楽は嵐のデビュー記念日の前日でした。 このことから、嵐ファンは『記念日に東京ドーム』でのコンサートはないのだと落胆していましたね。でも、この出演が決まった時には、関係者からは 『松本の想いは、長年担当してきた嵐のコンサート演出ではなく、俳優・松本潤へと移行している』 と言われていました。この契約は『アイドルとの決別宣言』の可能性があります」(芸能リポーター) 「一瞬と永遠」は、過去、長澤や上白石萌音(26)を担当していた「東宝芸能」の長野隆明氏が立ち上げた会社としてエンタメ業界では知られており、現在は、俳優として活躍している眞栄田郷敦(24)や、4月から『news every』のMCを担当している桐谷美玲(34)のエージェントを務めている。長野氏のタレントの長所を引き出す手腕は、かねてから業界で高く評価されていた。 ◆“激太り”で感じた変化 「『嵐』で“俳優”といえば二宮和也(41)が筆頭で、彼は『日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞など、多くの賞に輝いています。実は『嵐』ではデビュー当時からメンバー内で担当が分かれていて、大野智(44)はグループのリーダー、櫻井翔(42)は“勉強”リーダー、当時もっともアイドルっぽかった相葉雅紀(41)は“アイドル”リーダーでした。二宮が“俳優”リーダーで、松本は“お笑い”リーダーだったのです。バラエティー番組で、ゲテモノを食べたり、身体を張るコーナーがあれば担当していたのは松本でした」(芸能事務所関係者) その一方で、『花より男子』(テレビ朝日系)や、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)などヒット作への出演を重ねるにつれて、俳優業への想いを強くしていったという。そして、NHK大河ドラマ『どうする家康』の出演が今回の契約を決定づけたと関係者は語る。 「大河の主演が自分に務まるのか、悩みに悩んだ末に引き受けたのが徳川家康役でした。役作りのために体重を10キロ増やすなど、1年間力を注いできたにもかかわらず、その演技はあまり評価されず、“激太り”などと言われました。これが逆に、彼の俳優魂に火を付けたのだと思います。 撮影終了後に体重を戻しましたが、舞台『正三角関係』の役作りのために再び太り、髭を生やしてアイドルとは思えない風貌に変貌しています。そんな姿を見て、『もうアイドル「嵐」に戻る気はないのだろう』と感じた関係者は多かったようです」(民放ドラマ制作関係者) 主演俳優としての活動や、レギュラーや特番を含め、冠バラエティーのMCや、テレビCMに出ずっぱりの二宮の存在も、松本を動かしたといわれている。永山、長澤、そして二宮に触発されて、一皮も二皮も剥けた演技を見せてくれるであろう、俳優・松潤に期待したい──。
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