【ライヴレポート】HYDE、ワールドツアー最終公演をロサンゼルスで開催!「Very Amazing!」
■「Thank you so much, L.A.!!」(HYDE) HYDEの5年ぶりとなるワールドツアー『HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR』の最終公演が、アメリカ・ロサンゼルスで開催された。 【画像】ライヴの様子 ワールドツアーの最終地となったロサンゼルス『THE NOVO』公演では、3日前から会場の外に並んで待つ熱狂的なファンとともに、全18曲からなるファイナルパフォーマンスで聴衆を圧倒した。 開演時刻が迫るなか、会場は徐々に期待に胸を膨らませた観客で埋め尽くされていく。不穏なサイレンが鳴り響き幕が上がると、猛獣のように目を光らせたバンドメンバーと不気味にそびえ立つ演説台が目を引く。 その演説台の上に登場したHYDEは、1曲目の「LET IT OUT」で観客を魅了すると一気に『HYDE [INSIDE]』の世界へ誘う。その後も攻撃の手を緩めることなく、アメリカの地でも堂々たるパフォーマンスで観客を熱狂させた。 畳み掛けるように攻撃的な曲を続けたかと思いきや、ピアノソロから始まる「THE ABYSS」「永久 -トコシエ-」では、さきほどまでの歌い方とは異なる繊細ながらも力強い歌唱であらたな『[INSIDE]』を見せつける。 そこからまた獰猛で攻撃的なターンが始まり、アルバム曲でもいちばんハードな楽曲「SOCIAL VIRUS」が始まると会場の空気は一変。「I wanna see more chaos」というHYDEの声に導かれるかのようにフロアはサークルを作り、この日いちばんのカオスを見せた。 本編最後の「LAST SONG」では赤い紙吹雪が舞うなか、血糊を流しながら歌う姿は衝撃的でありながらも美しく、儚くそれでいて迫力ある歌声に観客も固唾を飲んでその光景を見つめていた。 ギターバトルから始まったライヴ後半戦。「Very Amazing! とてもうれしい」と喜びを表し観客からプレゼントを受け取り嬉しそうに笑うHYDE。 「3 more songs. we love you L.A.! 一緒に歌ってください」と始まったのは、テレビアニメ『「鬼滅の刃」柱稽古編』のオープンング主題歌となった「夢幻」。さらに続く「GLAMOROUS SKY」では、フロア全体で大合唱が沸き起こった。 最後の曲「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」では持てる力をすべて出し切るように歌い、ステージを端から端まで練り歩く。「Thank you so much, L.A.!!」感謝の気持ちを高らかに叫び「Let’s jump together!」と会場一体でジャンプをして、このワールドツアーを締め括った。 リリース情報 2024.10.16 ON SALE ALBUM『HYDE [INSIDE]』
THE FIRST TIMES編集部