日用品は「まとめ買い」「必要なときに買う」のどちら派が多いですか? セール日についついまとめ買いをしてしまいます…
トイレットペーパーなどの紙消耗品は、使用したいときにないとなると非常に困ってしまうものです。節約も兼ねて、セール日にまとめ買いしている人も多いことでしょう。 ただし、やり過ぎるとかえって出費が増えることにもなりかねません。本記事では、日用品のまとめ買いに関する実態や収納事情に関する調査結果、まとめ買いを確実に節約に結びつけるコツについて解説します。
日用品はまとめ買い派が関東では7割弱
株式会社アンビシャス(大阪市)が2023年10月に実施した「日用品のまとめ買いと収納事情についてアンケート調査」の結果の一部を紹介します。 トランクルームのユーザー400人のうち関東地方(35.8%)における結果を中心に分析した結果によると、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品をまとめ買いしている人の割合は関東地方では7割弱(全国でも6割以上)という結果でした。日用品に関しては、まとめ買い派が主流といえます。 また、まとめ買いをしている日用品の上位5は、1位から順に、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗濯洗剤、シャンプー・ボディーソープ、食器洗剤でした。これらは日用品のなかでも使用頻度が特に高く、多めに買っておいてもいつかは消費できるため、まとめ買いによる節約効果が期待できます。 一方、必要なときに買いに行く、という方法では安く手に入れられるとはかぎりません。都度定価で買うのと値引き品を毎回まとめ買いするのとでは、年間比較では出費には大きな差が出るでしょう。
まとめ買いをしない理由の1位は「収納スペースがない」
前述の調査では、「まとめ買いをしない理由」についてもたずねています。その結果、突出して多かったのは「収納スペースがない」で、関東地方と全国、両方において4割を占めました。 つまり、節約のためにはまとめ買いをしたくても、物理的に収納スペースがないために実施できていない層もある程度いると考えられます。自宅の収納スペース不足の解消方法として、トランクルームを利用するのもひとつの手ですが、月額料金や利便性も考慮したうえで、本当にメリットが多いかを慎重に検討すべきでしょう。