朝倉未来「Dark Idol」#1、#2 ボディメークで生まれ変わった元キャバ嬢を朝倉がスカウト
ABEMAは20日午後9時から格闘家・朝倉未来(31=ジャパン・トップチーム)発起人のアイドルオーディション番組「Dark Idol」の#1、#2を放送した。 この番組は、挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で変える瞬間を見届ける「アイドル」の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。歌唱指導には紅白出場歌手のAI、「FRUITS ZIPPER」が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでを見守る。 20日午後9時放送の#1、#2では、審査員の朝倉、元AKB48・総監督の横山由依、音楽プロデューサー兼作曲家の松隈ケンタ、ダンサー兼振付師の周平と、会場に集まったアイドルファン150人が第一印象のみで40人のデビュー候補生をランク付けする「ファーストランキング」からスタート。審査員4人と150人のアイドルファンが候補生たちの第一印象を各10点満点で採点し、ランキングを決定した。その後、ランキング上位対ランキング下位で、1対1の歌唱・ダンス・フリーアピールによるパフォーマンスバトルを行う1stステージ「タイマンバトル」を実施した。 ランキング1位の青山舞莉さん、18位の橋本萌花さんらが、次のステージへの進出を決める中、ランキング12位のメリーさんは、韓国のアイドル練習生詐欺で100万円を奪われた過去を持つランキング29位の緒方心菜さんと対決。「クオーターで物心ついたときからいじめを受けていた」と明かすメリーさんは、4人の兄弟と祖父の看病をする母のため、キャバクラで働き仕送りを続けていたものの、1月に兄を亡くし、失意のどん底に。「自分と同じように人生は不公平だと思っている人たちに希望とか勇気与えるために東京に出てきた」「下向いてたらアカンなと思った」とオーディションにかける思いを語っていたが、歌唱・ダンスの評価で惜しくも緒方さんに敗れ脱落が決定。バトル後、メリーさんは「兄が亡くなってから生きがいはオーディションのために頑張ることでした」「自分を信じて頑張りたいし、これからも頑張り続けないといけない。やっぱり夢は諦めたくない」と涙ながらに語った。 また、歌舞伎町のキャバクラ嬢として出会った客と恋愛関係になり、仕事をせずにお酒、タバコも毎日の堕落した生活を送っていた結果、「だらしない身体になってしまった」とざんげしたランキング38位の亀井翠さん。筋トレとボディメークに励み、3カ月で12キロの減量に成功した亀井さんは「こんな私でも変われたので、憧れてもらえるようなアイドルになりたい」とオーディションに挑んだが、ランキング3位の前垣さらさんに敗れ、脱落が決定。フリーアピールで「ボディメークが趣味で自慢の部位は引き締まったハムストリング」「なんのキャリアもなく気づいたらアラサー。第2の人生を賭けて『Dark Idol』に応募しました。応援してください! パワー!」と自己紹介していた亀井さんに、審査員で唯一、票を入れていた朝倉は「面白かったです。キャラがいいですね」「僕、事務所やってるのでぜひ」とスカウト。まさかの展開で会場を沸かせた。 そして元タレントの田代まさしさんの娘で「周りの目が怖くて父の名は隠して生きてきたけど、もう自分にうそはつきたくない」「いろんな過去があっても頑張る姿を見てパワーを与えられたらいい」と語る、ランキング33位の田代コナツさんは、歌唱でデスボイスを披露。ダンスでは父・田代まさしさんが所属していたコーラスグループ・ラッツ&スターの「め組のひと」をパフォーマンスし、会場を驚かせた。フリーアピールでは「今年、母を亡くしました。最後の最後まで母は私を笑わせてくれて、笑顔を届けてくれるすてきな母でした。私も母のような強く優しい、笑顔を与えられるような人になりたい」と笑顔で語り、観客から声援が送られたが、ランキング8位の一条カオリさんに敗れ脱落という結果に。最後に「私にとってはここからが新しい自分のスタート」とコメントした田代さんに会場からは拍手が送られた。 そのほか、デビュー目前で落選してしまったアイドルグループ・AKB48の元研究生だった間宮かよさんや、アイドルグループ・WHITE SCORPIONの最終審査でメンバー入りを逃した池ノ上りんさんらがタイマンバトルに挑戦。果たして、勝ち残ったのは…。本編はABEMAで要チェックだ。