テレビ山口

山口県内の有効求人倍率は1.51倍で、全国3位となりました。山口労働局によりますと、今年8月の県内の有効求人数は2万7728人で、有効求職者数は1万8408人でした。有効求人倍率は、前の月から0.04ポイント上昇して1.51倍となり、全国平均の1.23倍を大きく上回りました。 産業別の新規求人数では、「運輸業、郵便業」が前年（2023年）の同じ月と比べ125人増加しました。運転手の高齢化や人手不足を受けて、複数のタクシー会社から求人があったことが要因です。 一方「卸売業、小売業」は、セルフレジの増加に伴うスーパーの求人の減少などで、前年の同じ月から220人減りました。 山口労働局は「県内の雇用情勢は持ち直しの動きが続く中、求人が求職を上回って推移している」という基調判断を24か月連続で維持しています。