【バドミントン アジア選手権】山口茜は3回戦進出。「こちらのプレーの選択肢がわかるような打ち方になってしまった」
4月11日にアジア選手権(中国・寧波)3日目が開催され、各種目の2回戦が行なわれた。女子シングルス2回戦:金ガウン(韓国)の途中棄権により勝利した山口茜のコメントを紹介する。 ――相手の棄権で試合が終わったが、そこまでの手応えは? 相手にやられていたというよりは、自分が(球を)上げるだけになってしまい、いい形で打たれてしまっていた。インターバル以降は、自分がスピードを上げて、球を上げたり、落としたりというのを混ぜられたので、相手のミスが増えたのかなと思います。 ――立ち上がりはよくなかった? 欧州遠征の時に、(相手の)ロングサービスでもショートサービスでも、しっかりと高く上げて、レシーブからいいリズムがつくれていた。そのイメージを継続してやろうと思ったのですが、思っていたほど身体が入らず、手や腕だけの力で打つ形になってしまった。相手に、こちらのプレーの選択肢がわかるような打ち方になってしまったと思います。 ――相手の棄権について 足のケガがどの程度かはわからないですけど、五輪に出る可能性がある選手なので、ここで無理する判断はなかったのかなと思いました。
取材・写真 平野貴也 構成 バドミントン・マガジン編集部