大阪は花散らしの風雨 ── 湿った空気の影響で荒天
大阪市港区・海の近くの公園で花ふぶきの様子 THE PAGE大阪
3日の近畿地方は、南から湿った空気が流れ込んで雲が広がり、各地で雨が降っている。大阪市内でも正午ごろから雨が降り始め、満開のサクラが散っていく光景を目にし「土日の花見は寂しい?」という声もあがっている。
湿った空気の影響で雨、雷を伴う場所も
大阪管区気象台によると、同日の近畿地方は、前線や湿った空気の影響で雨が降り、雷を伴う場所もあるという。また、大阪府内では午後1時までに最高気温22.3度を観測しているが、湿度は73%と発表されている。 大阪市港区の地下鉄朝潮橋駅そば、大阪プールと大阪市立体育館に囲まれた位置にある八幡屋公園では、満開のサクラが訪れる人たちの目を楽しませており、午前中はビニールシートを敷くなどして花見を楽しんでいる人も多くいたが、正午をすぎたあたりから雨が降り始め、急いで帰宅する人も多く見られた。 10歳の娘と来たという同区の女性(40)は「きょうは朝から雨と思ってたんで、午前中は花見が出来てよかった。あんまり花を散らさんといてほしいですね。土日に楽しみたいんで」などと話していた。 同気象台によると、4日の近畿地方は西日本に停滞する前線の影響で雲が広がりやすく、雨の降るところがあるという。